第三回となりました津軽三味線紹介です!
一口に”三味線”と言っても実は様々種類があることをご存知でしょうか?
大きなジャンル分けをご紹介していきます!
三味線はまず棹の太さで3つに分類されます。
最も太いものを太棹、一回り細いものを中棹、最も細いものを細棹というように分類されます。
1. 太棹
太棹三味線の中で最も代表的な三味線が津軽三味線です。
門付けの文化から発展し独奏者が互いに競い合うようになり、より大きな音で迫力を持たせる”叩き奏法”が主流になると、三味線自体もそれに耐えうる構造に変化しました。
具体的には強く張った皮、強い叩きに耐えられる柔らかい素材でできた撥、音を響かせるパーツである触り等が主な特徴です。
津軽三味線よりも古い歴史をもつ太棹三味線が義太夫三味線です。
あまり耳馴染みのない方も多いとは思いますが人形浄瑠璃で用いられていた三味線の一種です。人形浄瑠璃では、音色で登場人物の心情や場面の情景を表現する役割があるため、
重厚で幅広い音色を響かせることが必要です。
そのため各パーツが大きくなり結果として太棹になったのです。
2. 中棹
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